診療内容
ドライアイ：dry eye
【原因】
角膜上の涙液は油層、水層、粘液で構成されており、このどれか一つの要素が欠乏してもドライアイになります。コンピュータ画面などを見続ける事による目の酷使、冷暖房による空気の乾燥や、コンタクトレンズ装着による涙液の蒸発が主な原因だと考えられています。
・油層の異常：マイボーム線機能不全
・水層の異常：シェーグレン症候群
・粘液の異常：スティーブンス・ジョンソン症候群、眼類天疱瘡
※レーシック術後に起きる事もあります。もともとドライアイの患者様には手術を行わない事もあります。
【症状】
・目にゴロゴロとした不快感がある
・光を眩しく感じる
・目に痛みがある
・視界のかすみ
・10秒以上目を開けていられない
・目に乾きを感じる
・目を重たく感じる
・視力が低下する
・結膜炎などの感染症にかかりやすくなる
【治療】
・涙に近い成分の人工涙液を点眼
・ヒアルロン酸が主成分の目薬を点眼
・ジクアホソルナトリウム（商品名：ジクアス）、レパミピド（商品名：ムコスタ）という涙を増やし安定させる点眼薬が開発、発売になり効果が出ています
・コンタクトをしている場合はコンタクト用目薬を点眼
・涙点プラグの装着
【ドライアイに関するコラム】
・涙の話し
・ドライアイの話し
・ドライアイの新しい治療
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