多摩区 中野島・登戸 ふじえ眼科 南武線中野島駅徒歩10分

ふじえ眼科

診療内容
緑内障 りょくないしょう:glaucoma

【原因】
何らかの原因により視神経乳頭内の篩状板が変形し、中を通る視神経繊維が圧迫されて視神経節細胞が死滅。視神経繊維の脱落に伴いその部分の網膜感度低下から視野欠損、視野異常が進行します。
視神経乳頭の変化・陥没の原因は未だ明らにはなっていないのですが、眼圧の物理的圧迫によるという眼圧説や、正常眼圧緑内障患者に偏頭痛やレイノー現象(寒冷時に四肢末梢部ー両手指などが対称的に痛み、痺れやチアノーゼなどの虚血症状をきたす病)が多いことから視神経乳頭部の血流異常が関係しているのではないかとする血流説、緑内障を引き起こす遺伝子異常がいくつか報告されているため視神経の脆弱性が係わっているのではないかとする説などが提唱されています。
有病率は40歳以上の5~6%(20人に1人)です(2003年疫学調査)。

【症状】
急性閉塞隅角症は突然激しい眼痛・頭痛を生じ速やかに治療を行わないと視神経障害から緑内障になります。それ以外の緑内障の場合は一般にかなり症状が進行するまで自覚症状が無く、末期において視力低下、視野狭窄を自覚します。

【治療】
眼圧を下げる事を主とし、その方法として点眼薬、レーザー手術、外科手術があります。

【緑内障に関するコラム】
・緑内障の話し:緑内障とは
・緑内障の話し:眼圧と視神経の関係
・緑内障の話し:緑内障のタイプ
・緑内障の話し:目薬による治療
・緑内障の話し:緑内障の手術




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