多摩区 中野島・登戸 ふじえ眼科

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49. 眼瞼下垂

「若い頃は、ぱっちりした目だったのに、だんだんまぶたが下がってきて、目が小さくなってきた」 こんな訴えを患者さんから聞くことがあります。
まぶたが下がってくることを「眼瞼下垂(がんけんかすい)」といいます。下がってきたまぶたが瞳にかかると、ちょうどシャッターが降りてきた状態で、視界が狭くなり、不自由を感じます。

1) 先天性と後天性

眼瞼下垂は先天性と後天性があります。  
まず、先天性眼瞼下垂の話をします。これは生直後からまぶたが下がっています。瞳を完全に覆っていると、物を見る力=視機能が発達しないので、まぶたを上げる早めの手術が必要になります。テープでまぶたをつりあげて様子を見る場合もあります。上方が見え辛いので、顎を上げて物を見る子供もいます。視機能が順調に育ち、視力がでる場合は手術は必須ではなく、思春期になってから手術を検討します。  
次に、後天性眼瞼下垂についてお話しします。まぶたには上眼瞼挙筋とミューラー筋という筋肉があり、まぶたを上げる働きをしています。加齢とともに、この筋肉は働きが弱くなり、まぶたが下がってきます。

2) 眼瞼下垂の手術

眼瞼下垂の治療は、手術です。たるんだ皮膚を切り取り、上眼瞼挙筋やミューラー筋を縫い縮めます(これをタッキングといいます)。人相が変わってしまうのではと心配する方もいますが、局所麻酔で術中に左右のバランスを確認しながら行います。  

眼瞼下垂は、視力が落ちることもなく、緊急性もないので、患者さんからの訴えがない限り、そのまま経過観察となることが多いのですが、かなり不自由なものです。私は、近くの病院の形成外科の先生がこの手術をしてくださるので、患者さんを紹介しています。
笑顔で帰ってきた患者さんの顔を見ると、良かったと思います。不自由を感じている方は、我慢をしないで相談してください。

川崎市多摩区 ふじえ眼科 院長 藤江敬子 プロフィールはこちら

2014/2/13 更新

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